スマートホーム規格の ECHONET Lite 等に対応している蓄電池やエコキュート、エアコンやV2HなどのDERは、製造元メーカーによらず、同一のフォーマットで遠方操作の指令を指示することができます。他方で、遠方操作要求に対するDERのICT応答と、DERの実動作に差異が生じる場合があります。差異の発生箇所はDER機器・メーカー・ファームウェアバージョンごとに異なることが考えられ,この差異の把握が課題になると考えました。本ツールは,DER機器のどの操作で差異が発生するのかの容易な把握を支援します。
できること
ECHONET Lite に対応したDERに対して、ECHONET Lite経由のプロパティの設定(SET)、モニタ(GET)を実行できます。例えば、蓄電池の運転モードの切り替え設定や充電電力設定値のモニタなどが可能です。本ツールを用いることで、環境構築の手間を最小限にしてDERの動作確認・差異の検出を実施可能です。
本ツールは下図のとおり、ECHONET Lite 規格の通信に対応した、外部サービスのAPIを実行します。そのため、ご利用には対象サービスのAPIを利用いただく必要があります。2024年3月14日現在、本ツールは以下のAPIサービスの実行に対応しています。